原因を考える
まず、どうしてそういう歯並びになったのか考えましょう。無意識でしている癖はありませんか?普段のお口はどうですか?
- お口がいつも開いている。
- 頬杖をついている。
- 横向きやうつぶせで寝ている。
- どちらか一方でばかり噛んでいる。
- くちびるをかむ癖または巻き込む癖がある。
- 舌を前にだす癖がある。
- 指しゃぶりを大きくなるまでしていた。
- よく噛まずに食べている。
- 虫歯が多かった。
- 親や兄弟や親戚に歯並びが悪い人がいる。
などなど・・・・・・・
の上で原因が除去できるものについてはそれを排除していきましょう。そうしなくては、歯並びが治らなかったり、一旦きれいになったと思っても後戻りしたりします。
その上で装置によって改善しなければならない場合は器具を使用します。
左:パタカラ 右:オーラルスクリーン
パタカラはお口の周りの筋肉が弱い人に対して使用します。いつもお口がポカーンとしている人は筋肉が弱い可能性があります。
それによって歯並びが悪くなっていることもあります。
ムーシールド
ムーシールドは低年齢から使用可能な器具です。反対咬合の治療に使います。
トレーナー
主に夜寝る時に装着します。
床矯正
床装置は取り外し可能な装置です。歯列を拡大したり、特定の歯を動かしたりします。食事の時や学校へ行く時は、はずすこともできます。
3D装置
歯の内側からつける固定式の装置です。外側からは、ほとんど見えません。本来、舌がしなければいけない役割のかわりをします。ガタガタの歯をきれいにしたり、狭い歯列の発育を助けたりします。
リップバンパー
ブラケット
歯の表面にブラケットと呼ばれる器具をつけて、それにワイヤーを結び付けて歯を動かします。矯正といえばこの装置を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。