口呼吸が悪いわけ

人間は本来、鼻呼吸が正しいのです。なぜ口呼吸が悪いかといえば、異物が入ってきた時に、鼻からであればフィルターによって除去できるものがダイレクトに入って来るからです。また、冷たく乾いた外気が暖められることなくそのまま入ってきます。こういうことから、インフルエンザに罹りやすくなったり、アレルギーが悪化したりします。

また、口が開いていることによって舌骨が落ち込み、舌が本来あるべき位置になく、骨格の発達に影響が出ます。また、イビキや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。

さらに、口呼吸の人は常に口が乾いた感じがするだけではなく、虫歯や歯ぐきの炎症を起こしやすく、歯に着色が見られることがあります。